アナと雪の女王

アナと雪の女王
緻密な色づかい・秀逸なカメラワーク

アナと雪の女王-01

■■■スタッフ■■■

■監督■
クリス・バック
ジェニファー・リー
■製作■
ピーター・デル・ベッチョ
■製作総指揮■
ジョン・ラセター
■原案■
ハンス・クリスチャン・アンデルセン

◆◆◆キャスト◆◆◆

◆アナ◆
神田沙也加
クリステン・ベル

◆エルサ◆
松たか子
イディナ・メンゼル

◆クリストフ◆
原慎一郎
ジョナサン・グロフ

◆オラフ◆
ピエール瀧
ジョシュ・ギャッド

◆ハンス◆
津田英佑
サンティノ・フォンタナ

◆ウェーゼルトン公爵◆
多田野曜平
アラン・テュディック

◆パビー◆
安崎求
キアラン・ハインズ

作品データ
■原題■ Frozen
■製作年■ 2013年
■製作国■ アメリカ
■配給■ ディズニー
■上映時間■ 102分

オフィシャルサイト
http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/anayuki

アナと雪の女王・吹き替え版

劇場公開日・2014年3月14日

鑑賞日・・・2014年6月1日・映画の日

TOHOシネマズ鳳

SCREEN 1 H20 H21 H22

9:30~11:30

◆◆◆◆◆ ネタばれあります ◆◆◆◆◆

6月1日 ・ 日曜日 ・ 映画の日

家族三人で何か映画観ようと思い、話をすると、

娘と嫁は 『 アナと雪の女王 』 が観たいと・・・

娘と嫁は 3月25日に すでに、『 アナと雪の女王 』を観ている

にも関わらず、2回めを 観たいと云う・・・

 
・・・とても良いことだ

 
同じ映画を何度も劇場で観たくなる気持ちって

・・・大切なんだよな・・・・・

何度も劇場で観たくなる映画なんて、

そう、人生で何回も出会えるもんじゃぁ無い・・

 
今更ではあるが、私も観たくなってきたので、

『 アナと雪の女王 』

 
三名 予約・・

 
どれぐらいぶりだろうか・・・

映画の日に映画を観るのって・・・

日曜日の映画の日だから事前予約は絶対に必要だ。

日曜日の映画の日だから、

当日の朝も、発券に行列ができるので、早めに出発・・・

到着時間がちょうど良かったので、

ほとんど並ばずに VIT で発券完了・・・

 
発券後に後ろをみると、わずか数分で、大行列・・・・

 
人の多い映画館を見ると、なんだかワクワクするな

 
とても、いい雰囲気だ・・・・・
 
アナと雪の女王-02

『 アナと雪の女王 』

公開から二ヶ月半にもなるのに

313 席 の SCREEN 1 がほぼ満席の状態だ。

その次の回も、ほぼ満席

すごいな・・・・・アナ雪・・・・・

 
さて、映画のほうですが、

もう、

何も悪く書きようが無い、作品だ・・・

映画史に残る・・すばらしい作品

 
一番、大きな印象としては、色がとても綺麗だった・・

ディズニーにしては、色数が多かったな・・・

 
ドリームワークスを思わせる程、

かなりの色数を使っているのだが・・・・・

 
色のトーンが、とても上品にまとまっているので、

物語全体にに華やかな印象だけを与えて、

派手さは感じない・・・

 
特に印象的だったのが、紫系の色を多用していた事だ。

雪の色を表現するときに、青色を使う事が多いのだが、

この映画では、シーンに応じて、

紫系の色を織り交ぜて、雪や氷を表現している。

人物の影にも、青系の色と紫系の色が織り交ぜられている。

水彩画で多用される技法だ。

 
この、映画全体に使われる 青と紫 のコントラストが実に美しい。

 
アナとエルサの衣装にも、紫系の色が 使われている。

 
青と紫 をかなり意識した配色だ。

 
絵を描く人間が観たら、その配色を絶妙さに感動するだろう。

青系の色・紫系の色 を上手く織り交ぜながら、纏められている。

 
緻密な配色が、とにかく、綺麗だ・・・・・・・・。

 
しっかし、 このカラーコーディネート・・・

恐ろしく、時間かかったろうな・・・・

 
もう一つ、特筆すべきは、カメラワーク

実に秀逸な、カメラワークだ。

 
見た事の無いカメラの動きをしているシーンが幾つもある。

 
この動き・・・・・
 
ディズニーは、なにか、

新しい技法でも開発したのだろうか?

 
絵的に見事な構図の羅列が続く・・・・

秀逸なカメラワークだ・・・・

驚くばかりで、、なんと表現していいのか判らない。

 
そして・・・・松 たか子

かねてから、松たか子は歌には定評のあった。

個人的には、いい声をした女優さんだな・・・

ぐらいの、感覚だった。

しかし、今回の、松たか子の歌声は違った。

 
この歌声を言葉で表現すると・・

『 圧巻 』だ・・・・・

 
『 Let It Go~ありのままで~ 』は

エンディングで May J が歌っている。

May J は、 超・・上手いシンガーだ。

 
May J も大変すばらしい歌声なのだが・・・

松たか子の歌声は、May J のそれを、凌駕していた。

 
May J は人並み外れた 歌唱力 で、歌い上げている。

 
しかし・・・・

 
松たか子は天性の表現力で、語りかけるように叫んでいる。

 
May J の歌声は、耳から、脳にやってくる感動だが・・・

松たか子の歌声は、心臓から飛び込んでくる感じだ。

 
決して、油断をしていた訳ではないが、

SCREEN 1 の音響の良さが後押しをして・・・

 
不意にも、松たか子の歌声に涙腺が緩んでしまった・・・

 
松たか子には、表現者として、一流の血が流れている。

その事を痛感させられた・・・・

 
松たか子ばっかり褒めてしまったが。

神田沙也加もなかなか、良かった。

彼女にも表現者として、一流の血が流れている。

 
みんな思っていると思うが・・・

歌わせると、コブシのまわした時の声が・・・

お母さんに似ているな・・・

 
映画を観た翌日・・・・・

娘には内緒で、DVDを予約したのだが・・・

もう一度、劇場に、観にいきたくなった。

すごいぜ! アナ雪 !

 
まだ、劇場で観てない人!!

 
是非、劇場で!!! 大きなスクリーンで!!!

 

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